AirPodsで通話できないときは、まず接続先とマイク設定を確認しよう
「AirPodsにしたのに通話できない」と困ったとき、多くの場合は本体の故障ではなく、接続先の設定やマイクの割り当て、ペアリングの状態が原因です。まずはスマホのBluetooth設定でAirPodsが「接続済み」になっているか、通話アプリ側で音声出力がAirPodsに切り替わっているかを確認してください。ここを直すだけで解決するケースは少なくありません。
この記事では、AirPodsで通話できないときの確認手順を、モデルごとの違いも交えながら順番に整理していきます。難しい操作は必要なく、設定画面をひと通り見直すだけで改善できるものが中心です。
AirPodsで通話できない原因は大きく5つに分けられる
原因をやみくもに探すより、切り分けながら確認するほうが早道です。代表的な原因は次の5つです。
- Bluetoothの接続が切れている、または片側だけ接続されている
- 通話アプリ側の音声出力がAirPodsになっていない
- マイクの設定が本体側・スマホ側のどちらかを向いていない
- イヤホン本体や充電ケースの汚れ・充電不足
- ファームウェアやOSのバージョンが古い
順番に見ていくと、どこでつまずいているかが見えてきます。
まず確認したい基本の接続トラブル
Bluetoothの再接続とペアリングのやり直し
スマホの設定画面を開き、Bluetoothの項目でAirPodsの表示を確認します。「接続済み」ではなく「未接続」になっていたら、一度タップして接続し直しましょう。それでも改善しない場合は、登録をいったん削除してペアリングをやり直します。充電ケースのフタを開けた状態で背面のボタンを長押しし、表示ランプが白く点滅したら再登録する流れです。
片側だけ聞こえない・通話にならない場合
片側だけ接続が切れていると、通話の音声がうまく拾えないことがあります。両方をケースに戻し、フタを閉じて15秒ほど待ってから開き直すと再接続されやすくなります。それでも直らないときは、一度登録を削除してから再度ペアリングしてください。
通話アプリ側の音声出力設定を確認する
Bluetoothはつながっているのに通話できない場合、アプリ側の出力先がスマホ本体のスピーカーや受話口のままになっていることがあります。通話中に画面のスピーカーアイコンをタップし、出力先をAirPodsに切り替えてみてください。ビデオ会議アプリでも、設定画面の「スピーカー」「マイク」の項目でAirPodsが選ばれているかを確認します。
ここでAirPodsが一覧に出てこない場合は、アプリ側がマイクとして認識できていない可能性があります。アプリを再起動し、それでも改善しなければ端末自体の再起動も試しましょう。
マイク設定の見直しで改善するケース
AirPodsには、左右どちらかのイヤホンがマイクを担当する仕組みがあります。片方だけを装着して通話していると、マイクとして働く側が耳から離れていて声を拾いにくいことがあります。両方を装着した状態で通話テストをしてみてください。
また、スマホ側の設定で「電話の音声」や「マイク」の入力元が本体になっていると、AirPodsから声が入りません。設定アプリの該当項目を開き、入力デバイスがAirPodsになっているかを確認しましょう。
モデル別の確認ポイント
AirPods 5・AirPods 4などインナーイヤー型
2026年9月に発売されたAirPods 5は、オープンイヤーデザインを採用しながらアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載したモデルです。価格は通常モデルが23,800円(税込)、ワイヤレス充電ケース付きモデルが27,800円(税込)と案内されています。ANC使用時でも1回の充電で最大5時間、充電ケースと合わせて最大22時間の再生が可能とされており、通話中に電池切れを起こしていないかの確認も大切です。
前モデルのAirPods 4と比べて最大50%多く周囲の雑音を除去できるとされているため、騒がしい場所での通話ではAirPods 5のほうが相手に声が届きやすい場面もあります。ただし、通話できない原因の多くは設定側にあるため、まずは接続と出力先の確認を優先してください。
AirPods Pro・AirPods Maxなど
AirPods ProやAirPods Maxといったモデルでも、通話の基本設定は同じです。ノイズキャンセリングや外音取り込みのモードによって聞こえ方が変わるので、通話中はモードを切り替えて相手の声が聞き取りやすい状態に調整するとよいでしょう。
本体のお手入れと充電状態をチェック
イヤホンのマイク部分に汚れや皮脂が詰まっていると、声が拾われにくくなることがあります。乾いた柔らかい布でやさしく拭き、充電ケースの接点も清掃しましょう。充電が不足していると通話が途中で切れることもあるため、ケースに戻してしっかり充電されているかも確認します。
ワイヤレス充電ケース付きのAirPods 5は、Apple Watch充電器、Qi、USB-Cに対応しています。充電環境が合っていないと感じたら、対応する充電器を使えているかも見直してみてください。
ソフトウェアとファームウェアの更新
スマホのOSやAirPodsのファームウェアが古いと、通話まわりの不具合が起きることがあります。設定アプリからOSの更新を確認し、AirPodsは充電ケースに入れてスマホの近くに置いておくと更新が進みやすくなります。更新後は一度再接続して動作を確認しましょう。
それでも解決しないときの最終チェック
ここまでの手順を試しても通話できない場合は、次の順番で確認します。
- スマホ本体を再起動する
- AirPodsの登録を削除し、再ペアリングする
- 別のアプリや別の端末で通話テストをする
- それでもだめならサポート窓口や正規サービスに相談する
別の端末では通話できるのに特定のスマホだけできない場合は、スマホ側の設定やアプリが原因の可能性が高くなります。逆にどの端末でも通話できない場合は、AirPods本体の点検を検討しましょう。
買い替えを考える前に知っておきたい比較の視点
設定を見直しても改善せず、買い替えを検討する場合でも、通話のしやすさはモデルによって傾向が異なります。AirPods 5はANCの強化とライブ翻訳への対応が特徴として案内されており、AirPods Proは装着感とノイズキャンセリングのバランスを重視したい人に向いています。AirPods Maxは長時間の装着や没入感を優先したい場合の選択肢です。
価格や機能はモデルごとに異なるため、公式の比較情報を確認したうえで、通話の頻度や使う場所に合わせて選ぶと失敗が少なくなります。
まとめ:AirPodsで通話できないときは設定を一つずつ確認しよう
AirPodsで通話できないときは、Bluetoothの接続、アプリの音声出力、マイクの割り当て、本体の汚れと充電、ソフトウェアの更新という順番で確認するのが効率的です。多くのケースは再接続や出力先の切り替えで改善します。それでも解決しない場合は、別端末でのテストを挟んで原因を切り分け、必要に応じてサポートに相談してください。焦って買い替える前に、まずは設定を見直してみましょう。

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